厳しい環境でも青々と茂る葉! やがて地表に「プクッ」と白い肌!
ども! かぶの妖精やってますエマっす! 美白でちょっとマゾ(?)なわたしの成長レポート、みてくださいっ!
![かぶ エマ01](http://www.engeiguide.com/wp-content/uploads/2020/01/turnip01.jpg)
かぶってちいさい大根みたいっすよね。何かこう、大根のまがい物のような…と思っているのはわたしだけかもしれないけど…でも形は大中小とスリーサイズあるんす。ビタミンA、B2、C、カルシウム、鉄、食物繊維が多いもんで、野菜不足の若者にはぜひ育てて、食べてほしいっすねー。家庭菜園で多く種が売られているのは小~中が多いみたいだけど、どれもわりかし手間がかからず、成功率は高いと思うっすよ。弱点は暑さ。総じて暑さがニガテっす。
- 9/23スタート種植えエマ
これがかぶの種でっす! まるで砂つぶか、挽いた胡椒のようでしょ? つまむのも大変なんですが、がんばって撒いてほしいです! パラパラと一度に撒いて、芽が出てから間引きする感じです。
- 9/28発芽した!エマ
砂粒型のたねに、2.5mm~5mmの、薄々に土をかけていただくと、なんと地撒き一週間で発芽っす! 砂粒のようなたねのわりにはこの発芽具合。意外に生命力は旺盛でっす。双葉はこう、いかにもいかにも双葉という地味な形ではありまっす。
エマまあ建前上、品種によっては「夏撒き」もありということに一応なってはいるんすけど、とにかく色白の暑がりなんで、涼しい春先か、秋撒きがありがたいっすねー。
- 10/5本葉、出た!エマ
さらに1週間もするといきなり本葉を出してます。しかしまあ全体的にこのナヨナヨ具合。無防備な色白女ですんで、暑さ、そして虫にも弱いっす。
- 10/14青虫にやられた!エマ
3週間を過ぎるころから、ああ、葉が大きくなるころ、さっそく青虫の攻撃にやられるっす~(;´Д`)。防虫ネットなどかぶせてくれるセレブなご主人様ならいざしらず、むきだしにされるとこの有様…柔らかくて栄養たっぷりの葉はねらわれるっすー!
- 10/19本葉はえかわり開始!エマ
ふっふっふっふ”(-“”-)”ところがところが! こんなわたしにも「武器」があるんっすよ! 「どんどん葉が生え変わる」術! 幼児が甘いものを食べまくりィの、虫歯になりまくりィのしても、歯がはえかわり歯科治療いらずという、あの方式っすね。やられても、やられてもどんどん新しい葉が生えて、大きくなるので青虫くらい養えるっす!
エマ種を植えて一か月が経つ頃、秋撒きだと虫の攻撃に加え台風の強風とも戦わねばならぬのです。ああ、まるでマゾ。いぢめられるために生まれてきたような、クラスのすみっこにいる色白で小粒で地味なやつ、それがわたしっす!
- 10/27台風&虫で弱り気味エマ
このあたりがマゾ生活の頂点といった時期っす。ああ、バッタまで出てきました。
- 11/3寒くなりだすと、元気を取り戻しだす。エマ
11月に入ると徐々に虫が減ってくるせいか、虫食い穴が相対的に減ってくるようでっす。勝ったぞ! そしてわたしは寒さはあまり関係なく、この後ももりもりと、新しい葉を出していくのでありまっす。
- 11/10虫食いの影響が減り、虫食いなし葉が目立ち始める!エマ
写真の中央に注目ーっす! まったくもって虫食いのない葉の登場っす! さらば虫! いよいよわたしの時代っすよ!
エマまあここまでくればわたしのペース、ということっすね。本葉が鬱蒼と茂り始め、茎が太く、葉も大きくなりグングン伸び始め、いっきに「野菜」っぽさを醸し出すっすよ!
- 11/17本葉の生育が最高潮 ボリューム感が出始める。エマ
虫食いなし! 種植えからそろそろ2か月。いよいよ成熟の域に入るわたしでした。
- 11/24葉の茎がさらに太く、「野菜」らしい雰囲気にエマ
もしゃっ! と一気に重々しい葉が生えてきまっす。
- 12/1かぶが出現!エマ
12月に入ったところでついにある変化が! 左上のかぶに根本に注目っす! できてるできてる!
- 12/8葉の成長が最盛期にエマ
虫も台風もいない12月。大好きな寒さがわたしの葉を元気に分厚く、大きくするっす! 冬なのに南洋の密林のようでありまっす!
- 12/15本体が土中よりせり出し、いよいよ収穫の時期へ!エマ
種植えから中かぶで2か月半~3か月。ごらんのようなりっぱなかぶがつぎつぎに地上に顔を出してきます。この色白肌は不思議とお日様にあたっても日焼けせず、「美白」のまま、数週間置いても土の上で待っていてくれるので、料理に使いたいタイミングで引き抜きに来る、というまさに天然の冷蔵庫状態っすね。
- 12/20収穫!エマ
何かこう、あの9月~10月の虫食い&台風のいぢめ攻撃がウソのように、終わってみれば虫食い穴ひとつないきれいな葉と、まるまるとした美白のかぶが収穫できっました。厳しい季節を耐えしのんで、めげずに新しい葉を出し続けていれば、いつか実になるときがある、なんて気持ちになりたいアナタはぜひ、かぶを育てることをおすすめするっすよ!
葉も食用にできるほど「おいしい」ので秋の虫食いは激しいものの、寒冷期に入ると抜群の繁殖力を見せます! 秋撒きは台風対策もポイント。
育成難易度:★★★☆☆