毎日、パクチー(コリアンダー)料理が食べられる至福。
サワッディーカー! オゲンキですか? パクチーの妖精やってます、プロイです。ハイ、最近チョット、日本のみなさんに名前おぼえてもらってきていてウレシイです。わたしはパクチー、コリアンダーとかシャンツァイ(香菜)とも呼ばれてますね。エスニック料理には欠かせない、チョットクセのある風味のワタシですけど、おウチのね、おニワでね、わりと簡単に育てられるよ!
![corianderプロイ01](http://www.engeiguide.com/wp-content/uploads/2020/02/coriander01.jpg)
- 5/19スタート種植えプロイ
胡椒のような、このままゴリゴリと粉末状にしてクリームパスタにかけたくなるような形だよ。実際、コリアンダーシードといって調味料としても使えるネ。あ、でも今回はパクチーを育ててね。ポイントは発芽までは水分タップリが大事だヨ! 水栽培くらいの勢いで水をあげてちょうだい。発芽まではプランターで水を毎日やるといいよきっと。
- 5/25発芽!プロイ
とーにかく発芽しないんだよね、という相談をよく受けるよ。とにかくお水よ。水水水っ! 発芽するまでがんばれば、あとはもうね、こんな感じでね、ヒョーっと伸びてくれるよ。
- 6/2本葉出た!プロイ
双葉さえ出ればもうこっちのものよ。2週間目でこれ。わたし独特のギザギザ型の本葉がでるよ!
- 6/9本葉が湧きだし始める!プロイ
チリ、チリリ、チリリリリッとまるで線香花火が光り始めるように一枚、また一枚とかわいいパクチーの葉が出てくるよ。
- 6/15シャキッとライズアップ!プロイ
4~5枚葉が出たあたりから栄養を蓄え始めたのか、茎ががっしり太くなって、その中心からどんどん新しい葉が出てくるようになってくるヨ!
- 6/22ザ・パクチーのできあがり!プロイ
てなわけで種を植えてちょうど1か月くらい。葉の先端まで20㎝くらいに成長して、ああ、いかにもパクチーね、というサイズになってるヨ! で、これからどんどん成長していくんだけど、茎までやんわり食べたいというヒトはね、このくらいのときが一番食べごろじゃないかな。
- 6/30葉が次々に湧き出す!プロイ
ここからはグッと成長のスピードがあがるよ! 中心部からとめどなく次々と葉が湧き出てくるからね。さあさあさあさあ今夜もパクチー料理だよ!
- 7/7葉の生成が最高潮にプロイ
「ボアッ」とボリューミーに、株の中心部から湧き出る葉は1~2か月くらいの間が最盛期。徐々に茎が長くなってきて、一回にとれる葉の量も増えてくるよ。
- 7/14茎が太くなりはじめるプロイ
わたしは後追いで体が成長するのですよ。最初は葉っぱのかたまりみたいだったのが、2か月くらいたつと根本の株や茎が太くなりああなんだか宇宙植物のようになるヨ!
- 7/21茎が太く張り出し始めるプロイ
だんだん葉より、茎の成長に映り始めるころ。葉も茎もだんだん固くなりはじめるよ。このころになると茎は生食より、カレーの薬味とかにするといいね。
- 7/28花をつける茎が出現!プロイ
さあさあおたちあい! じつはここでわたしに大ーきな変化が! 今までの葉とはあきらかに違う形をした葉をつけた太い茎が、とつぜん「ひょーん」と伸び始めるんだよ。この葉はあのパクチーの香りを発しない、特別な目的をもって生まれた茎にだけ生えるの。何のためかっていうと…
- 8/2つぼみプロイ
そう花! パクチーはちいさな、白い花をつけるよ。
- 8/4開花プロイ
パクチー第2幕の始まり。ああ、波紋のように広がっていく白い花たち。ガムランの演奏をバックに見てほしいネ。ちなみにこの「花の木」が立ってしまうと、花をさかせることにエネルギーを振り向けてしまうので、あの食用の香り豊かな葉はもうほとんど、穫れなくなってしまうのです。きれいな花だけど、パクチーを長く収穫したい人はこの茎が出てきたら抜いてしまうと、長く収穫できるヨ。
- 8/12満開!プロイ
オウッ! スワーイ! キレイ、素朴でかわいい花でしょー? そして右上にはすでにミツバチが来ているヨ!
- 8/25受粉・実がつき始めるプロイ
ほどなく花が身に変身するよ。オウッ! コレはもう、無数の花が咲いて、そしてその花の数だけ実ができるから、神々しい風景だよ。螺髪(仏様の髪の毛)のようなありがたさを感じるネ。
- 9/1枯れ始めプロイ
まるで神が宿ったかのような実をつけたパクチーは、やがて枯れ、次の世代へと輪廻していくのでした。
- 9/8枯れるプロイ
早いヨ! パクチー形態から白い花の木形態、そして 螺髪 形態と、わずか3か月チョットのあいだにまるで、昆虫のようにその形態を変えていくからね。
- 9/14種収穫プロイ
種を植えてちょうど4か月。もとの種にかえりました。輪廻転生魔界転生。そしてまた秋には、新しい種を植えるのです。
特殊な形態の種で、発芽させるのにややコツがいるが、十分な水分を与えてやるとよく発芽する。20㎝前後に成長した頃が葉も茎も柔らかく生食に向いている。ある程度成長すると、花をつける特殊な株が伸び出し、食用に向く葉が出なくなってしまうので、長く収穫したい場合は「花の枝」は摘む。
育成難易度:★★☆☆☆