ワックス感満点の緑の葉。ジェノベーゼソースの素が庭から運ばれてくる!
こんにちは。バジルの妖精をやっています、サビーナですわ。わたしはシソ科のハーブ。ハーブとは言ってもこの豊満な、ワックス感満点の葉を何枚もつけていくにはけっこうな水分と、お日様の日差しが必要、という意味では野菜に近い感覚かしら? あとは寒いのも苦手なので、5月の連休前後から初めていただくのがいいんじゃないかしらね。
![バジル サビーナ01](http://www.engeiguide.com/wp-content/uploads/2020/03/basil01.jpg)
- 6/2スタート種植えサビーナ
ゴマみたいな小さな種。繊細なわたしは地植えよりは、ポッド植えのほうが発芽しやすいようね。そうそう、あんまり深く撒くより、お日様の光が届くイメージで植えてね。
- 6/9発芽!サビーナ
気温が20℃くらいになれば、わりとすなおに芽を出すわたし。小さな種の割には大きめな双葉が出るのでちょっと喜ばれます。
- 6/15双葉登場!サビーナ
種蒔きから2週間もすると、ぽつぽつと双葉が開き始めるのです。ああそして、発芽段階からこのグリーン。土とのコントラストがキレイですわ。
- 6/22双葉が成長!サビーナ
これがわたし、バジルの双葉ですわ。左右に矢印形のそれは、あなたが知っているあのバジルの葉とは似ても似つかない、キュートなフォルム。あの娘にもこんなウブなときがあったのね、と言われるそんなひとときの思い出ですわ。
- 6/30本葉が出現。地植えへサビーナ
種を植えて一か月ごろ、ようやく見慣れたあの、蝋細工ちっくな葉が小さくできてくるのです。ここへきてようやく「あ、よかった、バジルだった!」「豆かなんかと植え間違えたかと心配してたけど、バジルでよかった」などと安堵されるのでした。このあたりで間引きも兼ねて、地植えに移行するとよさそうです。
- 7/7本葉が成長開始サビーナ
水分と、太陽の日差しをいっぱいに受け、ぼちぼち初夏の温かさが感じられるころ、ぷっくりと本葉が成長しはじめます。
- 7/14双葉とさようならサビーナ
まるで役割を終えて安堵したかのように、スーッとその葉色を白く落として去っていく双葉。まあ「あとよろ」ということなのです。
- 7/21本葉にバトンタッチ!サビーナ
矢印形の双葉から、蝋細工ちっくな本葉に変身。でもよくよく考えるとこれ、双葉と同じくらいの大きさしかない本葉。なら最初から本葉が生えればいいんじゃないかしら? というご意見は寄せられていませんが、ものには順序というのがあるのです。
- 7/28本葉が増え始める。サビーナ
ワックスライクなわたし・バジルの葉。もうこの時点でピザの上に乗せてしまいたい衝動に駆られる方も多いかと思いますが、もうちょっと待ってくださいね。少し曇りがちな日が続いたのですがもう葉が黄色く、穴あきがちに。本当に日照に敏感なわたしなのです。
- 8/4本葉増加スピードアップ!サビーナ
梅雨時の日照不足の間はグダグダやっていたのですが梅雨が明け、8月に入ったのを合図にするかのように、蝋細工な葉の動きが慌ただしくなるのです。葉の色艶もがぜんよくなって・・・本当、日照に敏感なわたし。ハレルヤハレルヤです。
- 8/10葉が巨大化。サビーナ
夏の日差しと、蝉時雨を葉に染み込ませるように、その成長にラッシュがかかります。葉は長く大きく、新しい葉が出てくるスピードも格段にアップしてくるのよ。
- 8/18葉の厚み、艶が「完成形」にサビーナ
これがバジルの葉! というレベルに到達ね。肉厚で、芳醇な香りが楽しめそう。はい出荷開始~。
- 8/25茎が成長。葉の数が増え成熟サビーナ
夏も終盤になるころ、茎の長さも20㎝を超え、葉のつく場所も増えると一気に葉の数が増加。上の葉の日陰になる葉は黄色に変色してしまっているわ。せっせと葉を摘まないとね。
- 9/1葉が密集。成熟期へサビーナ
茎も太くなり、葉の付きも増えて全体にボリューミーに。まさに円熟を迎えます。日照が不足する下の葉ほど黄色くなってしまいがち。本当にお日様が好きなのですわたし。
発芽もしやすく、害虫や病気にも強いが、十分な日照と水分が重要。梅雨の時期など日照が不足すると成長が止まってしまいがちだが夏の日差しで一気に葉、茎が成長する。茎が20㎝を超えた時期あたりで花をつける茎が出るのでその場合はカットすると、より長く、多く葉を収穫できる。
育成難易度:★★☆☆☆