華やかな大輪の花、豊かな芳香。日本起源のオリエンタルリリーはラグジュアリー感満点!
![ユリ(オリエンタルハイブリッド デボラ)](https://engeiguide.com/wp-content/uploads/2021/06/Lily-805x1024.jpg)
こんにちは。ユリの妖精をやらせていただいています、デボラでございます。ユリはお好きかしら? ひとことユリと言ってもその分類には種々ありますが今回はそんな中でも「オリエンタル・ハイブリッド」と言われているユリをレポートします。オリエンタルというのはじつは日本のこと。日本に自生するヤマユリやササユリ、カノコユリなどをもとに品種改良された系統ですのよ。オリエンタルハイブリッドには芳香を放つ大輪の花や筒状の花を咲かすものがあり、花色は白やピンク、紅色などがあります。とってもゴージャスでダイナミックな花姿を楽しんでいただけますわ。
- 3/14スタート発芽デボラ
ユリは球根から栽培します。11月~年末くらいの、本格的な寒さが来る前に植えておくと、いい感じに春までに根が張ってくれます。逆に春までは地上でには何の変化もない地平線が続きます。と、今回は3月に入って発芽したところからお見せするのですが、それ以前の様子などはコチラのスカシユリのレポートなどご覧になってくださいませ。
- 3/21成長はゆっくりデボラ
発芽してしばらくは比較的ゆっくりおっとり。オリエンタルは時間を気にせず、マイペースなのですわね
- 3/28茎が伸び始めるデボラ
3月から4月へ。気温が明らかに暖かくなってきたのを感じたのか、おもむろに成長のスイッチが入るのです。
- 4/4茎が急成長!デボラ
南洋の観葉植物と間違われそうだったその姿も、草丈が伸びてくるにしたがって徐々に「ユリらしさ」が出てきました。葉が肉厚で大きいですね
- 4/11葉が大きく、ボリューミーにデボラ
もともと幅広・肉厚だった葉がさらにボリューミーに成長しはじめます。これでまた南洋の観葉植物っぽさが出てきました。オリエンタルとわざわざいう割には、トロピカルですね
- 4/18茎が太く、堅牢にデボラ
丈が高い植物にありがちなこととして、強い風が吹いたりするとそのまま横倒しになってしまうものがけっこうありますが、このオリエンタルハイブリッドはそうした心配はまったくいらないようですわね。太い大黒柱のようですわ
- 4/25草丈がぐんぐん伸びるデボラ
丈が伸びることで、今まで「密」だった葉の間隔がすこし開いてきました。一瞬、ユリっぽく見えるのでした
- 5/2ヘッドボリュームアップデボラ
ひときわ幅広の葉が、トップに密集して出始めました。またまた南洋の観葉植物に・・・
- 5/9ボンバーヘッドデボラ
根元のほうの葉と、トップの葉を見比べてみてください。明らかにトップの葉が盛り上がってきました
- 5/16つぼみ生成デボラ
ひときわ肉厚な葉に包まれ、守られるようにつぼみの登場です。何かすごい迫力を感じますね
- 5/23つぼみ、ライズアップデボラ
葉の中にあったと思っていたつぼみが、あれよあれよという間にあらわになってきました。ユリにありがちな、うつむいた感じはなく、凛として天を向いていて強そうです
- 6/6カラーチェンジ! いよいよ開花へデボラ
一般的なユリのつぼみのイメージからすると少し短い感じのつぼみですが元気いっぱいです。どんどん大きくなりますよ
- 6/13開花!デボラ
大きい! あの小さめのつぼみから出てきたとは思えない大輪の花は天を仰いで吠えているようなワイルドな花姿です。日本発祥・オリエンタルとは思えない、まるで異星人から贈られたようなエキセントリックささえ感じます。庭が一気に華やかになりますね
球根は発芽までが長く、少々不安になるが発芽してからは力強く成長する。ものによってはウイルス病に弱くて球根が腐敗しやすいなど、やや注意が必要な面あり。
育成難易度:★★☆☆☆