西洋オダマキ(アキレギア)のピンクランタンを苗から育ててみました。
シエラ:はいこんにちは。西洋オダマキ(アキレギア)の妖精やらしてもろてます、シエラです。
ポーラ:毎度! 同じくポーラです。そやけどこの西洋オダマキシリーズ、バラエティ豊富でいろいろな種類がありますやろ?
シエラ:それを言うならバリエーションが豊富、やろ。おかげさんでこの西洋オダマキシリーズ、連続で出してもろうてます。
ポーラ:それでやね、読者さんもいっつも私らの顔ばっかやと飽きる思いまして、今回はピンクランタンな恰好で出さしてもらいましたんや
シエラ:あんたそれピンクランタンやったんかいな? わたしはまた毒キノコかと思うたわ!
ポーラ:何をいうてんの。ピンクのスカートに黄色のアクセントカラー言うたらもう、アキレギアピンクランタンしかあれへんがな
シエラ:まあ確かに、アキレギアのピンクランタンは西洋オダマキシリーズの中では珍しく、花をつける茎が1本だけやのうて何本も出て、それぞれに花をつけるんで花の数が多いのと、花の向きが下向きになるんで、ほんまにランタン(提灯)行列みたいになってそれはそれはにぎやかに咲きまくるんやわ
ポーラ:ほんまかいなそうかいな! ほなそれに比べるとわたしの衣装はちょっと地味すぎやったかしら?
シエラ:もうええわ!
- 3/14スタート苗植えポーラ
西洋オダマキシリーズは種から育てることも、苗から始めることもできますわ。わたしらみたいな、雑草並みの強靭さで生命力旺盛やからね。融通がきくんやで
シエラわたしら、って何なんよ、わたしを混ぜんといて。まあただ西洋オダマキを種からやる場合はいっぺん真冬の寒さを通さんとつぼみができへんのでね、種から始めると足掛け2年。ちょっと長丁場になりますわ(種から育てるとどうなるかはコチラのアキレギア・マッカナジャイアント編をご参照あれ)。なので今回はひと冬通したあとの苗からトライアルということでいきますわ
- 3/21葉が増えるポーラ
2月いっぱいは地中深く眠ってるんやけど、3月の声をきくないなや、猛然と葉を増やし始めるんやね。クローバーと間違われつつも。
シエラそうなんよ。クローバーと間違われてひっこ抜かれてしまわれんように気ぃつけてもらわんと。ってよう見たらそんなに似てるわけでもないんやけどねー。
- 3/28つぼみ出る!ポーラ
うわ、早いなー! もうつぼみってあんた、2週間でかい!
シエラひと冬くぐった西洋オダマキは3月に一気に成長すんねんね。茎も太っとい塔がたつ! そこにつぼみがつくわけやんか
- 4/4開花が始まる!?ポーラ
若干、つぼみができてから花が開くまでゆっくりさんなんとちがう?
シエラやきもきさせるのがよろしいんですわ。2週間くらいかけて、じんわりボリュームを増していく花姿を味わってほしいわぁー
- 4/11開花!ポーラ
出ました! わたしのようなゴージャスな花! 思わず見とれてしまうわ
シエラ立体的でキュートな、まるでピンクのドレスのような花。じつは外側の花びらのように見えるのは萼(がく)なんよね。これが西洋オダマキの独特な花姿の一番の特徴というわけなんよ
- 4/18一斉に花をつけるポーラ
いや壮観やわあ! たしかにこう見るとピンクのランタンみたいに見えるわな
シエラ西洋オダマキの中でもこのピンクランタンは塔がたくさん出て、たくさんの花をつける上に花姿が下向きなので、こんな提灯行列のような幻想的な風景を楽しめる、いうわけよ。