まるで黄色いUFO!? 風に揺られてフワフワ飛ぶよ

ミーシャ:今回はカルセオラリアを育ててみるわよ。原産地はチリ、メキシコ、ペルー、ニュージーランドあたり。確かに南米っぽいカラーリングの花ね。
ハチベエ:今までいろんな花を見てきたけどこの花の形、これはブッチギリ1番に変わった花だよ!
ミーシャ:カルセオラリア、ラテン語でスリッパっていう意味なんですって。それでもって和名がキンチャクソウ。なるほどみんなこの不思議な形から名づけられてるってわけね。
ハチベエ:ボクならUFO草と名付けるね。あとはホバークラフト草とか!
ミーシャ:育てる前から想像力がふくらむわね。はたしてどうやってこんな花が咲くのか!? さっそく始めましょう!
カルセオラリア”ほぼウィークリー”栽培レポート
9/17 種植え


ミーシャ:カルセオラリアの種は砂粒のように細かいので、ベレット種で植えることが多いわよ。

ハチベエ:花がド派手なわりに種は地味めなんだね。

9/24 まだ発芽しない


ハチベエ:はたしてその砂ツブ大の種はいつ発芽するのやら?
10/8 発芽!


ハチベエ:おお、2週間かけてようやく芽が出て来たぞ!

ミーシャ:かなり繊細な芽ね。なので発芽まではポッドなどで大事に大事に見守ることね。
10/15 葉が増えだす


ハチベエ:こんな糸のような細い茎なのに、なんとその先の葉が増え始めたぞ!
10/29 次々に葉が増え始める


ハチベエ:どんどん葉が増えて、そして大きくなってきたぞ! それにしても茎が透き通ってるくらい繊細だな。よくこの大きな葉を支えてるもんだ。
11/5 葉が少し成長


ハチベエ:確かに成長・・・はしてるんだけど種を植えてもう2か月近くでこの大きさだよ。茎なんかヒョロヒョロだよ。

ミーシャ:そうね。このゆっくりした成長にのんびりつきあう気持ちを持つことが、カルセオラリアを栽培するメソッドと言えなくもないわ。
11/12 葉は微妙に成長


ハチベエ:眠たくなってくるほどゆっくりした成長だな。

ミーシャ:のんびりいきましょうー。
11/19 あまり変化なし


ハチベエ:先週とあまり変わらないな。こりゃ長丁場だな。
11/26 葉が少し増える


ハチベエ:気が付くと、ちょっとだけ成長しているところがなんとも憎めないね。

ミーシャ:これから寒くなる時期だから、屋内で大事に見守ったほうがいいわね。
12/3 ほんの僅か葉が成長


ハチベエ:いつのまにか背が伸びたなー。しかし、本当にじわじわじっくり少しずつ成長するんだなカルセオラリアって。

ミーシャ:たとえミリ単位でも、ちゃんと成長してくれているのが見えると、観察しているほうは安心ね。
12/10 葉が縦長に変化


ハチベエ:気が付くとすこーし葉が細長くなってきたぞ!
12/17 少しお休み


ハチベエ:気が付くともう年の瀬か。カルセオラリアも一休みってとこかな。寒い寒い!
1/7 少し、葉に立体感が出始める


ハチベエ:ちょっとフカフカっとしてきたよ

ミーシャ:葉の表面に産毛のような毛も出て来たわね
1/14 葉が伸び始める


ハチベエ:一年で今が一番寒い時期だっていうのに、成長再開しはじめたみたいだぞ。
1/21 葉が上に伸び始める


ハチベエ:葉がバンザーイしはじめた!

ミーシャ:茎もいつのまにか太くなってるわね。
1/28 葉がさらにボリューミーに


ハチベエ:ポッドからはみ出んばかりになってきたよ。
2/11 葉が幅広に広がる


ハチベエ:だいぶがっしりしてきたように見えるな。
2/18 再び新しい葉が出はじめる


ハチベエ:久しぶりに新しい葉が出た。すこーし暖かくなってきたのがわかるのかな?
2/25 葉が増えだす


ハチベエ:次々に葉が出てくるようになってきたよ

ミーシャ:春になるころを見計らって、ひと冬の間ググッと力を溜めていたのが一気に出たのね。
3/3 次々に葉が出る


ハチベエ:葉の数も増えてきたけど、大きさもかなりビッグになってきてるな。

ミーシャ:そうね、もうポッドの土が見えなくなってるわね。
3/10 そろそろ露地植え準備


ハチベエ:もう立派な「苗」だぞ。発芽したころのあの弱々しさが懐かしいぞ!

ミーシャ:このぶんだと根もしっかり張ってるわね。外も暖かくなってきたし、そろそろ露地植えね。
3/17 露地植えに移行


ハチベエ:さあどうだい! 広くなったぞー!

3/24 土になじむ時期


ハチベエ:屋内ではあれだけ元気になってたようだけど、やっぱり環境が変わるとかなり苦戦してるようだな。

ミーシャ:少し葉を減らしたけど、きっと頑張って根を張ってるはずよ。
3/31 つぼみが出てきた!


ハチベエ:おおおお! いきなりですか!? 早っ!
4/7 開花!


ハチベエ:早っ!! 地植えを待ってたのか!? 種から苗までの半年間はなんだったんだ! 性格的に苦労人気質なのだなきっと。

ミーシャ:性格は関係ないと思うわよ。きっと冬の閒、力をためてたのよ。
4/14 次々につぼみが出始める


ハチベエ:立て続けにつぼみが! この急展開はさすがに予想しなかったな。しかしこの花、本当にエキセントリックでラジカルな花姿だな。
4/21 花姿、完成!


ハチベエ:なんと! カルセオラリアの花の頭頂部に「トサカ」が立ちあがったぞ! 咲いてからトランスフォームするんだカルセオラリアって。すごいな。

ミーシャ:本当に変わった形よね。スリッパというより、ポシェットみたいだわ。キンチャクソウという和名、よくつけたものだわ。
4/28 花が増える


ハチベエ:おおー、増えてる増えてる!
5/5 入れ替わり咲き続ける


ハチベエ:カルセオラリアの花って、一体どんなふうに終わっていくのかと思ったら、なんと風船がしぼむように枯れていくんだね。これはこれで面白いぞ!

ミーシャ:そして、まだまだあとからあとからつぼみが出てくるわよ。
5/12 まだまだ花が増える


ハチベエ:本当に次から次へと花が咲くんだな。だんだん風景が黄色に見えてきたぞ。
5/19 まだまだ花が増える


ハチベエ:これはすごいな。黄色い風船の山だ!

ミーシャ:まだまだつぼみが出て来るわね。カルセオラリアは花が本当にたくさん咲くのね!
5/26 満開!


ハチベエ:こりゃスゴイ! うーん眩しい! 提灯行列のようだよ!

ミーシャ:驚いたわ。葉が見えないくらい、株を覆い尽くすほど花がつくのね。
6/2 花の終わり


ハチベエ:あれれ? 急に花がなくなってきたよ。
6/9 花から種房へ


ハチベエ:咲きだすのも突然だったけど、花の終わりも急に、それも一気に終わるんだな、カルセオラリア。

ミーシャ:まるで真夏のカーニバルを見ているようだったわね。やっぱり南国の花って感じね。
6/16 種房が熟す


ハチベエ:きれいに種房だけ残ったね。

ミーシャ:あの不思議な形の花からすると、種房は意外にノーマルな形なのね。
6/23 種の収穫~おしまい


ハチベエ:種房がパンと弾けて、ああ本当に砂粒みたいな種が飛び散っているよ。


ミーシャ:種房が落ちたのを見届けたように、葉も綺麗に枯れてなくなって、そして何もなくなってしまうのね。夏の夜の夢を見ているようだったわね。
~ひとこと! カルセオラリア栽培ポイント~
栽培難易度:★★★★☆
寒さに弱く、暑さにも弱いうえに
発育もかなりゆっくりなので
栽培難度は高め
苗がしっかりできるまでは
赤ちゃんを世話するような気配りで!




