庭にある日突然、トロピカルフラワーが現れるよ!

ミーシャ:今回はアマリリスを育ててみるわよ!
ハチベエ:アマリリスってあの、ひときわ大きくてトロピカルな花が咲くやつだよね?
アマ:¡Hola! わたしはアマリリスの妖精、アマよ。わたしの故郷は南米。ブラジルやペルー、アルゼンチンといったあたりからからやってきたってわけなのよ。よろしくね。
ハチベエ:ラテン系だね、サンバだね!
ミーシャ:サンバはよくわからないけど、今回育てるのは園芸の世界で一般的にアマリリスと呼ばれているヒッペアストルム属という種類よ。
ハチベエ:どんな育ち方をするか楽しみだよ。さっそくいってみよう!
アマリリス”ほぼウィークリー”栽培レポート
3/17 球根植え


アマ:アマリリスは球根から育てるのが一般的よ。どう?

ハチベエ:こりゃなかなか大きな球根だね。


ミーシャ:大きな葉がいっぱいに広がるから、けっこう間隔を空けて植えたほうがよさそうね。
3/31 まだ発芽しない


ハチベエ:いつかは、茎が出るアマリリス・・・。
4/14 発芽


ハチベエ:出た!

ミーシャ:双葉でも芽でもなく、何かの切れ端のような・・・微妙なものが出てきたわね。
4/28 芽が出現


ハチベエ:なんかすごいのが姿を現したぞ!

ミーシャ:たった一週間でこんな大きくなるなんて、すごいエネルギーを感じるわね。
5/5 芽が伸びる


ハチベエ:なんか巨大な爪というか、モニュメントのようだねこれは!
5/12 花が咲き始める


ハチベエ:エッ⁉ もう花が咲くの!? というかまだ葉が一枚も出てないぞ。

アマ:葉と花茎が一緒に出るパターンもあるけど、こうして花茎だけが先に出るパターンもあるのよね。
5/19 開花


ハチベエ:咲いた!

ミーシャ:球根を植えてわずか2か月でこんな大きな花が、それもこんなにたくさん一気に開花するなんて、まるで手品でも見ているようだわ!


アマ:ひとつのつぼみからたくさんの花が咲くのも見どころなのよね。
5/26 花が枯れ始める


ハチベエ:へ? も、もう枯れちゃうのかい??

ミーシャ:わずか一週間の、極彩色のカーニバルって感じね。

アマ:ふふ、いかにもラテンアメリカっぽいでしょ?
6/2 花が枯れ落ちる


ハチベエ:「祭りのあと」って風景だね(笑)
6/9 葉が出始める


ハチベエ:花が終わってから葉が出る。順序が違うところもまたラテンなのか!?
6/16 葉が伸びだす


ハチベエ:最初の2か月の、あの打ち上げ花火のような花の勢いに比べるとなんとも控えめな感じだね。
6/23 葉が伸びる


ハチベエ:おっと! ビューンと葉が長く伸びてきたぞ。

ミーシャ:茎が伸びずに、いきなり葉が成長するのね。
6/30 葉が増え始める


ハチベエ:なるほどたしかにアマリリス、茎ってものがないね。葉だけが増えて来るぞ!
7/7 葉が成長を続ける


ミーシャ:じわじわと葉が成長を続けているわね。
7/14 小休止


ハチベエ:真夏の暑さがやって来るころ、アマリリスは一見熱帯性の植物っぽいからこの時期にグングン伸びるのかと思いきや・・・
8/4 ひと休み


ハチベエ:意外に真夏には葉が伸びないんだね。

アマ:ふふ、いかにもトロピカルプラントのように見えて、じつはそうでもない、っていう思わせぶりなところがアマリリスなのよ。
8/11 少しずつ葉が伸びる


ミーシャ:でも、真夏でも全く成長しないわけじゃなくて、ほんの少しずつだけど葉が成長しているようね。

ハチベエ:目が離せないやつ、気になるヤツって感じだね。

アマ:ふふ、なかなかうまいこと言うわね。
8/25 葉が再び伸び始める


ハチベエ:夏が終わりつつあるころ、ふたたび葉が伸び始めたようだぞ。
9/29 葉が垂れる


ハチベエ:いいね、この艶、まるで観葉植物だよ。

ミーシャ:確かに。花が咲いている時期は春のほんの1週間くらいだったからね。アマリリスはどちらかというと観葉植物的な楽しみ方もありかもしれないわね。
11/3 葉が少し枯れ始める


ハチベエ:おや? 葉が枯れ始めた?
1/19 葉が枯れだす


ハチベエ:あららら枯れる枯れる

ミーシャ:でも秋に一気に枯れてしまうというわけではなくて、ひと冬かけてゆっくり枯れていくのね。ちょっと不思議な枯れ方だったりするわね。
2/23 葉が枯れ落ちる


ハチベエ:シューッと魂が抜けていった感じだね。
3/23 完全に枯れ落ちる


ハチベエ:ついに地上から姿を消したようだな。

アマ:ふふ、この一年、たっぷりと葉が栄養を吸収したからね。球根にはエネルギー満タンよ。
4/20 ふたたび芽が出る


ハチベエ:おー! ホントだ! 去年一年チャージしたエネルギーがここでまた発芽に使われるってわけだね。

ミーシャ:ちょうど一年前の今ごろ、芽を出したから、きっちり1年サイクルで芽を出すってわけね。
4/27 葉が出始める


ハチベエ:お! 今年は花茎より先に葉が出たね。

アマ:ふふ、今年は花か? はたまた葉か? まあ、気まぐれなのよねそのへんは。
5/4 葉が大きく成長


ハチベエ:去年の花茎の成長もすごかったけど、この葉の成長もすごいね。

アマ:ふふ、一見トロピカルな外見だけど、真夏より春が好きなのよね。
5/18 つぼみが出現


ハチベエ:出た!
5/25 花茎が急成長


ハチベエ:今年は葉のまん中から花茎が出てきて、まるでクジャクのようなシルエットだなあ。

ミーシャ:アマリリスって、本当に花茎と葉がそれぞれ独立してて、その成長タイミングもシンクロしてないのね。じつに興味深いわ。

アマ:ふふ、自由すぎるのよみんな。
6/1 つぼみが開き、開花しはじめる


ハチベエ:この、ひとつのつぼみからいっぱい花が咲くというコンセプトもなかなか独特だよね。


ミーシャ:開花時期は一年前より2週間ほど後ろ倒しになったようだけど、春の終わりぐらいにに開花するのね。

6/8 おしまい


アマ:アマリリス、どうだったかしら?

ミーシャ:トロピカルで華やかな花の美しさと、その自由で独特な成長のしかたは見ていて飽きないし、何か庭にラテンアメリカの奔放な空気を感じることができたわ。

ハチベエ:こんな熱帯性の花みたいなのに夏より春のほうが元気だったり、花と葉が別人格のようにシンクロしていなかったり、そのマイペースで自由過ぎるところがラテンな感じでおもしろかったな!

~ひとこと! アマリリス栽培ポイント~
栽培難易度:★☆☆☆☆
その独特のトロピカルテイストな外見に似合わず
夏より春と秋が好きなアマリリス
その大きな葉で一年かけてエネルギーチャージし
翌年の春に
一週間だけのフラワーカーニバルを開くアマリリス
観葉植物を見るような気持で
葉だけの時期をを楽しめることがポイント



