デージーのようでデージーじゃない!? アフリカ生まれの変わり種はラメラメ肉厚の葉が素敵!
![リビングストンデージー リズ02](https://engeiguide.com/wp-content/uploads/2021/06/無題548-695x1024.jpg)
ハイこんにちは! わたし、リビングストンデージーの妖精をやってます、リズです。デージーという名前がついてるんだけど、あのデージー(ヒナギク)とは関係ないのよ。訳すと「デージーっぽい花」。いいかげんな名づけよね。一応、生まれは南アフリカ産のメセン科なの。まあそんなことはどうでもいいんだけどわたしの特徴は独特のラメ入りの肉厚な葉、そしてまるでマンガの集中線のような放射線状の花びら、に見える蕚(がく)よ。ちょっとエキセントリックなムードを味わってもらえるといいな。
- 3/28スタート種植えリズ
種がね、とっても小粒なの。くしゃみしたらぜんぶ飛んでなくなってしまいそうでしょ? 最初は地植えじゃなくポッドやピートバンに植えてもらったほうがいいかもね
- 4/4発芽しない!リズ
なんせ種がちっちゃいから・・・ちょっと待ってね
- 4/11発芽!リズ
ハイおまたせ! とーっても小さい双葉でしょ? 虫眼鏡で見ないと詳細よくわからなそうでしょ
- 4/18双葉成長開始リズ
発芽してからの成長は意外に早いの。あまり茎が伸びすぎる前に地植えに移してね
- 4/25日に当たると健康的な色に!?リズ
リビングストンデージーは太陽とともにある花。陽の光を浴びると葉色は濃く、茎は赤く、ワイルドに変化していくのよ
- 5/2本葉出るリズ
これまた虫眼鏡で見ないとよくわからないといわれがちだけどね、最初は双葉と同じような形だけど、この後驚異の変化を見せるのよ
- 5/9ひょろりくにゃり、本葉伸びるリズ
独特のくねりの入った本葉。これからどんどん「それらしく」なってくるよ
- 5/16ラメが光りだすリズ
本葉にある無数の透明な小突起が光を反射して、独特のラメを出すの。なかなかおしゃれでしょ?
- 5/23肉厚&ロング葉に変貌リズ
先週まではそんなに違和感はなかったけど今週から急に異形の植物になったねとよく言われる今日この頃。いよいよリビングストンデージーの本領発揮よ
- 5/30肉厚な「ヘラ」のかたまりにリズ
必要以上に肉厚で、そして葉の形がどんな原型なのかもわかりにくいこのクネクネした葉。意外にファンが多いのよ
- 6/6分岐しながら株が広がるリズ
ずいぶん増えたでしょ? リビングストンデージーの草丈は10㎝~15㎝くらい。とっても低いの
- 6/13株が成熟リズ
元気いっぱい伸びきってわずか2カ月ちょっと。生育が早いの、とっても。
- 6/20つぼみができはじめるリズ
全体としてはこのくらいの大きさで成長は止まり、いよいよつぼみが付き始めるんだけど、リビングストンデージーのつぼみはとっても小さくて、どれがつぼみなのかよくわからないくらい。
- 6/27開花!リズ
と、油断しているとほら! パッと咲いてしまうよ。この鮮やかな花はじつは花びらじゃなくて蕚(がく)だっていうから驚くよね。で、これ、蕚なので器用に開閉するの。明るい陽射しが出ると全開に開いたかと思うと、曇ったり、夕方暗くなったりすると「シュッ」と閉じてしまうという、まるで食虫植物のような動きを見せるの!
- 7/4一斉に咲きだすリズ
7月。蝉が鳴きだす頃、祭りは最高潮を迎えるわ。ラメが光る、明るい緑の葉に燃えるような赤と白の花がここにも、そしてあそこにも。南国ムード満点だよ
- 7/11花の終わりリズ
これからひと夏咲き盛るかと思いきや、終わりは突然やってくるの。驚くほど短い花期。わずか2週間でもうさようなら。アフリカ原産なのに暑さに弱いという、意外なオチなのね
- 7/18種房をつけて、最後のひと咲きリズ
花の中心が膨らんで種房ができて、あっというまに最後の花が終わるのでした
- 7/25花の終わりリズ
まるで真夏の直射日光を受けたアイスクリームのように、あっという間に溶けるように、みるみる枯れていくリビングストンデージーの終わり方は潔さすら感じるよ。シュワッと消えてさようなら!
種が超微細なため発芽までが一苦労だが、発芽してからは生育もよく、早い。一般には秋撒き・冬越しと書かれている文献が多いが実際には冬の寒さに弱く、無理に冬越しさせるよりは種から春植えでも開花は間に合う模様。
育成難易度:★★☆☆☆