ひと冬の、長い長い、長い眠りにつきあってください・・・。
![ヒヤシンス アンナ02](http://www.engeiguide.com/wp-content/uploads/2021/02/annna02-855x1024.jpg)
こんにちは。ヒヤシンスの妖精アンナですわ。ヒヤシンスの植えどきは9月~12月。そう、霜柱立つ厳寒期を過ごして、早春のガーデンにちょっとゴージャスな花を咲かせますわ。今回お見せするのはそんなヒヤシンスの中でもひときわたくさんの花を咲かせるダッチ(オランダ改良種)をお楽しみになってね。ああ寒い。
- 10/11スタート球根植え付けアンナ
ヒヤシンスの球根は大きいでしょ? すでに球根の中に花芽を持っているので、種から成長する植物とちがって球根単体でも発芽できるのですわ。だから水栽培もできてしまうのですわね。
アンナ深さ10㎝、球根の間隔は15㎝くらいですわ。
- 10/18発芽しない! 長い「冬眠」の始まりアンナ
さあ、植えました。植えましたわよ。植えたはず…植えたっけ? と、どんどん不安になるほど、芽が出ないのがわたし、ヒヤシンスなのです。なんと開花直前の2月まで、長い長い眠りにつくのです。でも、真冬であっても水やりはお願いしたいのです。
- 2/14ようやく発芽!アンナ
植えたことすら記憶におぼろげな早春の頃、何か濃い緑色のものがむくりと地表に出てくるのです。
- 2/21急成長開始!アンナ
急に思い出したように成長を始めます。ここからは毎日の変化が楽しくなりますわね。
- 2/28葉が開き、つぼみが登場!アンナ
幾重にも重なった葉が開いて、まるでかぐや姫の登場シーンよろしく、神々しくつぼみが登場ですわ。
- 3/7つぼみが成長アンナ
ブロッコリーのようだったつぼみが、まるで生命を与えられたようにすくすく育ち始めるのです。そして周囲の葉も一緒に大きくなってきましたね。まるで西洋の剣のようですわね。
- 3/14つぼみの色が変わりだして・・・アンナ
ほのかに赤みがかってきたようです。ヒヤシンスはこのつぼみの段階で、なんとなく自分の花の色に、つぼみの色が変わっていくのが憎い演出といったところでしょうか?
- 3/20開花!アンナ
いよいよ開花ですわ! ヒヤシンスはここからが早いのです。上の写真は3/20の2日前のもの。咲き始めたら花火のように一斉に咲き始めるのでお見逃しなくですわ。
- 3/28三色のコントラストアンナ
まるで信号機のような3色揃い咲き。ほかにも赤、白、水色やパープルなどもありますわね。まだ緑の少ない早春の庭に、カラフルな色、色、色が心をウキウキさせてくれるのです。
- 5/2花の終わりアンナ
約ひと月、お庭を華やがせてくれたヒヤシンスは、5月の暖かい風の訪れとともに、まるでアイスクリームが溶けてなくなるように大地へと還るのでした。残った葉はそのままにしておいてね。来年また芽を出すためのエネルギーを、太陽からもらって貯めているのです。
ひと冬の間、地表で眠り続けるため発芽まで時間がかかるが、基本的に球根単体で花芽・養分を持っているため世話いらずで芽が出てからは安定して花をつけるまで成長してくれる。
育成難易度:★☆☆☆☆